こんにちは。ホームページをご訪問くださいまして、誠にありがとうございます。石寅岩田店・店長の山﨑と申します。豊橋市梅田川霊苑にて、インド産黒御影石の素敵なデザイン墓石が完成いたしましたので、ご紹介いたします。

まずは完成したお墓のお写真です。

今回のお客様は、当店のホームページをご覧になってご連絡くださいました。梅田川霊苑に墓地をお持ちで、お墓を建てるにあたって色々と石材店を探していらっしゃったようです。何社かまわられた中で、当店を選んでくださいました。

 

お客様のご要望は洋型であることが第一で、かつスタイリッシュなものがお好みということでした。ご来店当初は弊社展示場にて展示品やデザイン集などをご覧頂きましたが、その後現地にて実際に建立されている墓石のご案内とデザインから完成までの過程を詳細にご説明致しました。

弊社の施工例を中心に様々な墓石をご覧頂きながら、お客様が望まれるデザインの方向性や建立後に必要とされる具体的なポイントを列挙して頂きますと直ぐに私の手帳の数ページが埋まりました。最初は険しかったお客様の表情も、手帳に書き込まれたページが増えるとともに笑顔をお見せ頂けるようになり、手帳を走る私のペンの動きも滑らかになってまいります。手帳に書き込まれたこれらのポイントがお客様にご満足頂けるデザインを生み出す根幹となります。しっかりと頭に叩き込んでデザインに取り組ませて頂きます。

 

こちらはカラー図面です。お客様から多くのご意見やご指示を頂きまして、様々なパターンをご提案いたしました。お客様の理想のデザインに仕上がるまで打ち合わせと修正を3カ月以上繰り返した結果、このデザインをご選択頂きました。

石種につきましては、お墓の重厚なデザインを力強く支えてくれるインド産の黒御影石を使用させて頂くことになりました。上品な高級感と存在感だけではなく、優れた耐久性も魅力です。

それでは、工事開始です!

 

区画を掘り下げているところです。基礎工事をするための作業です。

 

掘り下げたあと、ランマーという機械で転圧して、地面をしっかりと固めています。

 

転圧が済んだところに、鉄筋を組んで、コンクリートを打つ準備をしています。完成後の強度を一定に保つため、均一に組み上げるように注意しています。組み上げた鉄筋は、コンクリートを流し込む際に鉄筋がずれないよう、結束線で固定します。鉄筋の地面からの高さも調節してから、コンクリートを流していきます。

納骨するスペースはコンクリートを打たずに土を残す部分を設けるので、そこに木の枠を組んでいます。

 

コンクリートを流していきます。気泡を抜きながら、丁寧にまんべんなく流していき、きれいに表面をならして養生します。
お墓が完成すると見えなくなる基礎部分ですが、丁寧に作業をしております。

 

基礎工事が終わり、お墓を組み上げていきます。こちらはお墓の根石の部分です。水平に注意しながら据えつけていきます。四隅の石と石の接着面には必ずステンレス製の補強金具を打ち込みます。こうすることで、石と石が開いたり歪んだりすることを防ぎます。加えて、この上に壁石を設置するため、根石に垂直に穴を開けて、ステンレス製の耐震ピンを打ち込んでいきます。

 

根石の上に壁石を設置しているところです。このように、さきほど穴を開けたところに耐震ピンを打ち込み、接着剤も使用してしっかりと接着しています。接着剤は、穴と穴の間の接着面にも使用しています。

 

壁石を据えつけたところです。奥の部分が納骨室です。こちらも、先ほどの根石のときと同じように、角はステンレス製の耐震金具で補強しています。納骨室の中は、通常は普通の川砂を敷きますが、当店では「化粧砂」を敷いております。「化粧砂」は、色を付けてありますので見た目もきれいで、通常の川砂よりも湿気りにくいという特性もあります。

 

上台に棹石を設置するところです。こちらも、耐震ピンと接着剤でしっかりと接着させます。壁石と天板、天板と上台も同じように接着しています。

 

大きな棹石を設置する耐震ピンは、特に太くて長い丈夫な作りです。設置の際は、現場の職人が細かく調整をしながら、慎重に設置していきます。

 

完成しました!

黒御影が周りの緑に映えてとてもきれいです。棹石の部分の模様は、花立にも同じものを彫刻しています。シンプルでスタイリッシュな、それでいて重厚感もあるお墓に仕上がりました。

 

こちらは背面です。このように家紋を彫刻しています。お客様は家紋の彫刻をご希望だったのですが、今回は洋型のお墓ですので、家紋を入れるとどうしても和の雰囲気が出てしまいます。そこで棹石背面のこの位置に彫刻することをご提案しました。さらに、こだわりの家紋の存在感を出すため、金箔を入れてはっきりと見えるようにいたしました。

 

お墓入り口の左右の袖石の部分です。ここは墓誌を兼ねています。一般的には墓誌は独立して作りますが、このようにすることで左右対称のバランスある、すっきりとシンプルなデザインに仕上がっています。お参り部分も広くなりますね。

 

この袖石部分は、手前の墓誌の部分だけをスライドして取り外せるようになっていますので、追加の彫刻などの際はこの部分だけを取り外して持ち帰って彫刻することができます。

ご納骨のお手伝いもさせていただいたのですが、ご親族の方々にも大変ご好評いただきました。デザインと石の色がマッチしている点、墓誌の部分も美観を損ねることなく、かつ無駄のない設計である点をとくに喜んでいただきました。

今回は、お客様のご要望にお応えするべく、何度も調整を重ねました。とくに、墓誌の部分や棹石と花立ての彫刻など、細かい部分にもこだわって設計をいたしました。そうした点をとくに喜んでいただけて、ホッとしましたし、うれしかったです^^

今後も、お客様に喜んでいただけるお墓作りを続けてまいります!