こんにちは。

豊橋市の墓石店 石寅の山﨑です。

本日は豊川市のお寺様の墓地に伺いました。

今朝からの雨が午前中には上がりましたので、午後からお墓の解体工事です。

こちらのお客様は墓じまいをされるとのことです。

既にお精抜きは完了しておりますので、準備を整えて作業をさせて頂きます。

棹から順番に解体しておりますと、下台の地下に納骨用の甕が見えてまいりました。

image1 (00A)

現在では、このような甕を使用することはほぼないはずです。

私も久しぶりに納骨甕を拝見いたしました。

丁寧にお骨を全て取り出させて頂きます。

取り出したお骨は永代供養塔に納めるために、新しい骨壺に入れさせて頂きました。

お施主様のご先祖様ですから、お骨の取り扱いには最新の注意が必要です。

image2 (008)

お骨を全て取り出した後は、下台の解体から基礎コンクリートの解体・処分、そして土の入れ替え作業を行います。

甕だけではなく、土の中にもお骨などが埋められているかもしれませんので、区画内は全て掘り下げさせて頂きます。

区画内を確認後、更に土を掘り出し、新しい土に入れ替えさせて頂きました。

image1 (00C)

解体・撤去・整地が完了いたしました。

完了後に、お施主様がおみえになられました。

70年以上に渡って、ご先祖様のお骨を守り続けてくださったお墓を整理されることは苦渋の決断だったそうです。

お施主様が小さな頃からお参りをされたお墓です。

ご事情により、墓じまいをされたお施主様の表情は寂しそうでした。

いつもおじいさまやおばあさま、ご両親やご兄弟とご一緒にお墓参りをされ、お盆になると帰省で集まられた従弟の方々とお寺の境内で遊ぶことが楽しみだったそうです。

「私も、あの頃の祖父と同じような年齢にまりました。」

お施主様は解体・撤去された更地の区画をしばらく眺めておられました。

そのお姿を拝見しておりますと、私も感傷的な気持ちになってまいります。

お墓じまいは寂しいものです。

しかし、ご先祖様が建立されたお墓は、お施主様に多くの良き思い出を残してくださったのではないでしょうか。

「石屋さん、ありがとう。」

私のような者に、深々と頭を下げてくださるお施主様には大変恐縮いたしましたが、お墓じまいに携わらせて頂きましたことに深く感謝しております。

お墓じまいの時こそ、お墓が私たちに与えてくださる大切なものに気付かせて頂けるからです。

自分が石屋であること、何を大切にしてお客様にご対応をさせて頂くべきかを、深く考えさせて頂くことができる有難い機会ではないでしょうか。

私の方こそ、ありがとうござました。

 

株式会社石寅 岩田店   店長 山﨑 悟

―――――――――――――――――――

ご相談・お問合せは、お気軽にどうぞ。
フリーダイヤル 0120-080-085
株式会社石寅 岩田店 担当:山﨑 悟

お墓の価格について はこちらです
トップページ はこちらです